医師・看護師として勤める！！求人の現状と働き方について！！

病気で苦しんでいる人達を救う事が医師の仕事です。近年では、医療も発展して医師の働く職場環境も変化をしてきています。診療科がより専門的に分類される様になって専門の治療科等が出来たり、更に現在は、薬品の開発も積極的な取り組みがなされており、製薬会社では医師不足で求人募集をかけている所が多くなっています。また、高齢者専用の賃貸住宅でも医師の需要は大きく、医師が常駐する施設に入居希望する人が多く、医師求人募集が行われている様です。今の時代は、医師が活躍出来る現場に幅が出ており、医師不足問題のある日本では、これから益々医師の必要性が大きくなると言えます。

医師のキャリアアップとして、海外で働くという選択肢も可能です。海外就職を考えた場合、自分は海外の病院に勤務するのか、自分で海外で病院を開業するのか、日本人向けの医療機関に勤務するのか、就職すると言っても色々あります。ここでは、海外就職に必要な資格や、資格の取得方法等についてご紹介したいと思います。

基本的に、海外で医師として働く為には、必ず自分が良く国の「医師免許」が必須で、医師免許取得には以下の2つの方法があります。

1. ①日本の医師免許取得後、「現地の臨床研修＋試験を受ける」方法
   日本の医師免許を持っている事は前提になるので、現地の臨床研修と試験を受けて海外医師免許取得を目指します。この方法のメリットは「就労」と認められる為、海外医療現場ですぐ働く事が出来るところです。給与に関しても、少ない額にはなりますが支給される為、金銭的メリットもある様です。
2. ②「研究留学」で海外に行く方法
   研究留学と言のは、研修生・研究生として医療機関に勤務する事です。研修留学のメリットは、研修留学に関して何も伝手が無くても留学出来る事もあり、自分が行く国によっては資格試験をクリアすれば現地の医師免許取得が可能な場合もある様です。しかし、デメリットとして研修生・研究生と言う立場上、給与が支給されないケースが多く。生活費を稼ぐ事が難しい為、奨学金で留学資金を賄う場合もあります。

過剰労働やパワハラで精神面が崩れてうつ病になっている人が増加傾向にあるとして、近年社会問題として取り上げられる事が多くなり、企業に勤務する産業医の役割はとても重要視される様になっています。従業員の健康診断、心のケア・相談、職場環境の改善アドバイスを行います。産業医として働くには、ある一定のカリキュラム受講が必要となっており、また、今後メンタルヘルス対応が必須となると言われており、精神衛生指定医の資格を保持していないと採用は厳しいでしょう。

[給与に関する事]

中小企業の産業医の場合、月１程度の委託勤務の仕事形態の所が多いようです。年収は、大手企業で産業医としての勤務であれば、約1000万円程です。専属産業医になれば、勤務時間や福利厚生も企業の社員と同様の待遇を受ける事が出来ます。

公衆衛生医は全国の各市町村の保健所に勤務しており、講演会、研修、健康アドバイスを行う等、地域に根付いた医療・保健活動を行うのが公衆衛生医の役割となっています。

<主な取り組み>

• 感染症拡大防止
• 母子手帳の交付
• 母子手帳に関する相談
• 薬物乱用防止
• 生活安全対策
• 公衆衛生行政

等、様々な取り組みを行っています。

[給与に関する事]

平均年収は、大体1,000万円弱で臨床医の平均年収に比べると低いですが、地域に貢献出来る遣り甲斐のある仕事として若い医師からの関心は高いようです。

介護が必要な高齢者の自立をサポートし、家庭へ復帰出来る様にするのが介護老人保健施設です。医師の間では、セカンドキャリアの場として認知されています。病院で入院治療が終了した後も、介護を必する65歳以上の高齢者を対象にしており、半年位を目安に自宅で暮らしていける事を目標としています。

この様な入所者の健康管理を行う医師が施設長です。法律上、施設の規模で医師常駐の有無が義務となります。書類をチェックしたりデスクワークが多くなる様です。

[給与に関する事]

地域によって異なりますが、介護老人保健施設の施設長として働く場合、平均年収は約1200万円～1400万円程です。一般的な医療機関と比較すると水準的には決して高くありませんが、仕事に関する負担が少ない為、介護老人保健施設の施設長を希望する医師は多い様です。

保険に入っている人が当該保険の加入条件をクリアしているか、申告した健康状態に間違いは無いか、生命保険会社側に余分な不利益が出ていないかな等の査定を行う仕事です。査定をクリアした上で加入者に対して保険金を支払わなくてなならない場合も査定を行います。

保険社医として必要な資格は医師免許です。施設の中には「臨床経験2年以上」等の規定条件を提示している所もありますが、特別な専門医資格や前職の病院での地位等は特に必要ありません。高齢医師のセカンドキャリアの場として、最近ではプライベートも大事にしたい若い医師からも人気があります。

[給与に関する事]

常勤の場合、保険会社に勤める社員と同じ「週休2日制」「9時～17時勤務」の勤務形態が一般的です。平均年収は、医師の経験年数等で差は出ますが1200万～1400万円程です。仕事と家庭を両立さしたい女性医師に人気があります。

看護師不足対策は差し迫った課題で、近年の日本の医療現場では長らく看護師不足の問題が続いています。その理由には勤務条件の厳しさにある様で、患者の状況に合わせて勤務時間が長くなったり、夜勤があったり、休暇が取りづらかったりする事が挙げられています。

しかし、看護師は現在も人気の職種となっており、最近では、高齢化による多死時代の到来によって看取りなど在宅看護の需要が大きくなっています。高齢者が増加していく為、医療を受ける人や介護を必要とする人も今以上に増加する事が予想され、今後も更に看護師の需要が高まっていくと言われています。また、看護師の多くが女性である事から、過去に結婚・出産・介護等を理由に看護師の職を離れてしまった”潜在看護師”を呼び戻す取り組みも始まっており、再就職をする為の様々なサポート体制もなされています。

看護師は、人の命を扱う特殊な専門職の仕事になります。なので、基本的には正規での雇用形態が一般的でありましたが、最近は生活スタイルを考慮した働き方が色々選択出来る様になって、非常勤と言われる様なパート・アルバイト勤務をする看護師も増加している様です。

正規で勤務するよりも、自分の希望の通り易さがあり、例えば、日勤のみ・夜勤のみ・土日祝休み希望・週３～４希望等、働き方にも幅がある事がメリットと言えます。またパート・アルバイトの場合、例えば「短期間」「1日だけの単発」と言う様に期間を決めて働く事も出来ます。病院に限定せずに色々な現場で働いてみたい方には、看護師としての視野を広げる意味でも違う現場体験も今後のキャリアアップとしてプラスに繋がります。

※看護師の時給相場：時給1500円～2000円程度

近年、厚生労働省からの看護師配置の促進によって、保育園の看護師求人は増加傾向を辿っています。保育園看護師は、園児の健康管理責任者という役割を担い、また、看護業務だけでなく保育士の仕事のサポートを行う事もあります。

<主な仕事内容>

• 園児の健康管理
• 園児のケガ、病気の処置
• 医療機関との連携
• 病院搬送の判断
• 病後児保育の対応

感染病予防や衛生管理について計画を行い、園の職員及び保護者へ伝える等、病院では中々機会がない「看護・医療の指導」を行える点も魅力になっている様です。

[給与について]

私立の保育園・幼稚園の平均月収相場になりますが、スタートは大体23万円位からとなっている所が多いです。保育園や幼稚園に努める職員と同じ勤務形態・待遇になるので、完全週休二日制の所が多く、休みに関しても充実している様です。

看護師が活躍できる高齢者施設には以下の施設が挙げられます。

• 介護老人保健施設
• 介護老人福祉施設
• 居宅介護支援事業所
• 有料老人ホーム 等

高齢者施設の看護師は、入所している高齢者の健康管理や必要な薬の投与を行ったりします。認知症や終末期のケアの経験があると重宝される様です。

[給与について]

介護系の看護師の平均年収の相場は、大体350万円程度となっています。介護施設は病院勤務と違って夜勤があまり無いので、その分給与は低いです。

治験を行う患者さんに対して、治験内容の説明やメンタルケアや不安を緩和する相談相手になり、身体的・精神的なサポート、ケアを行います。同じCRCでも、所属する就職先で待遇や条件が異なる事がある様です。

※治験とは：一般患者に薬が使用される様になる前に、薬の効果・安全性を確認しなければならず、薬品開発の最終段階で試験的に患者様に使用してもらい、効果・安全性を調べる事が必須になります。治験は厚生労働省から薬として承認を受けるために行う臨床試験の事です。

<CRCの所属先の種類>

• 病院等、医療機関に直接雇用される院内CRC
• 治験施設支援機関等、民間企業に所属しながら医療機関へ派遣されるCRC

[給与について]

未経験であれば年収300万円～400万円から、経験者であれば年収400万円～500万円が平均相場となっているます。治験業務全体を自分で進めていける様なベテランになると、年収1000万円以上になるケースもある様です。

• フィールドナース：医療現場への啓蒙

  医療メーカーなどに社員として所属し営業の社員と病院に行って医療機器などの説明や補助を行い、より効果的な診断や治療が行える様にサポートする仕事です。

• クリニカルサポートスペシャリスト：メーカーへの啓蒙

  自社の営業に同行し、臨床的・専門的な目線から販売活動のサポート行ったり、医師や看護師と言った医療従事者に向けた説明会や研究会等も開催します。

[給与について]

未経験からのスタートでも問題無く、平均年収は300万～400万円程度となっています。病院勤務の看護師と比較すると、少し給与が低い様です。

自宅で療養している利用者の元を訪問して、看護や医療のケアサポートを行います。時と場合によっては、訪問介護、デイサービス等の介護サービス事業者と一緒に仕事を行う機会もあったり、その他にも、訪問診療の医師、病院、自治体等と連携を取りながら業務を行う事もある様です。

<訪問介護のメリット>

自分のライフスタイルに合わせて、例えば週1～2日と言う様に働きたい時間帯や勤務予定を立てる事が出来きます。また、自分対利用者の一対一で対応が出来る為、しっかり利用者と向き合って丁寧なケアを行う事が出来る点もやり仕事に甲斐を感じられる良い所と言えます。公立の所もある為、福利厚生が良い所もメリットです。

[給与について]

訪問看護は夜勤もあり手当も付く為、給与は意外と高くなっています。平均月収の相場は25万円程となっており、正看護師経験が10年程あれば、平均月収は32万円程になる様です。